藤井 智香子さん(左) 安部 夢見子さん(右)
創業85年。郷土料理やいなり寿司が堪能できる「松屋」の三代目、四代目女将として親しまれている。
老舗の味を継承しながら
新感覚の創作いなり寿司を提案
全国から参拝客が多く訪れる豊川稲荷の総門近くに佇むのが、1934年に創業した「松屋」。
旬の素材を使った体に優しい御膳から、昔から愛されている〝いなり寿司〟を提供している。
定番の五目から大根漬け、わさびのせなどがラインナップし、素材が持つ本来の味わいや製法、食感、見た目などにこだわった新感覚の創作いなり寿司が話題に。このお店を切り盛りするのが、三代目女将・藤井智香子さんと、娘の四代目・安部夢見子さん。「豊川稲荷へ訪れる観光客の方、地元の方に長く愛していただけるよう、商売の基本を大事にしながら、老舗の味を継承したいです」と四代目女将。
笑顔でおもてなしをしてくれる女将の姿は、何度でも訪れたくなる一軒だ。
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三河の逸膳 松屋 外観
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和モダンの雰囲気が広がるリニューアルした2階席
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創作いなり寿司専門のテイクアウトコーナーも新設!
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地域を愉しむ
店内には、四代目女将が自ら選んだ、東三河地域の名産や小物などがずらり。お土産として選ぶのも◎。
三河の逸膳 松屋
豊川市門前町5
0533-86-2825
11:00〜14:30、17:00〜22:00(夜は完全予約制) 無休
三河の逸膳 松屋
※ この記事は、2019年取材当時のものです。