加藤 晶平さん(左) 志保里さん(右)
創業88年、金属加工、自動車部品の製造を行う。ものづくりを体感してほしいと、ワークショップ・工場見学なども開催。
ものづくりの愉しさを届ける
町工場の新しいカタチ
1932年に創業。
当時は、木工で作られた大きな三角定規やコンパスなどの学校用教材を製造していたが、現在は自動車部品の生産や金属加工などにシフト。8年ほど前に、〝新しいモノ・コトを通じてものづくりの興味関心を持ってほしい〟と、アルミや真鍮を使ったスプーンやフォークを作るものづくりワークショップがスタート。
いろいろなイベントに出店し、大人気となっている。
そして、昨年末には、ヒトデの形をイメージした金属から木と木を組み合せた、幾何学ドームが印象的な「hitode bracket(ヒトデブラケット)」が誕生。自分で組み立てることができ、DIY感覚で半球ドームが作れると、キャンプやイベントなどにも利用されているそう。仲間や家族みんなで協力して作ることで、ものづくりの愉しさ、面白さを体感することができる。
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バネ性のあるステンレス素材の金属で強度も◎
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子どもから大人まで夢中になるスプーン作り体験
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ものづくりを愉しむ
社員とプロボノ仲間で工場の一部をリノベ中。ものづくりの愉しさを伝えるための、コミュニティースペースとして生まれ変わるそう。
株式会社 加藤数物
豊川市足山田町西川94
0533-93-2048
8:00〜17:00 | (毎週土・日定休)
株式会社 加藤数物 ホームページ
※ この記事は、2020年取材当時のものです。