地域の暮らしを
より確かにするため
JAの新境地

大きな「産直ひろば」・「野菜&JAひまわりのキャラクター“まりくん”が目印」。
安全・安心・新鮮な農産物を通じたより良い地域づくりに励む牧野延全さん
JAひまわり総合企画部企画課課長　グリーンセンター豊川のリニューアルオープンに関与

　豊川市馬場町にある農産物直売所「JAひまわりグリーンセンター豊川」。
2012年にリニューアルオープンし、農家組合員さんが育てた野菜やお米、お花やお肉などを新鮮な状態で購入できる場所となっている。通常、JAの直売所というと、買い物をする場というイメージが強いが、ここはひと味もふた味も違う施設として話題に。それは併設するホールや料理教室を活用し、「地域の暮らしをより良く」というコンセプトのもとで、「食」を切り口としたイベントを企画し、様々なニーズへのアプローチを始めたこと。例えば、豊川市の農家組合員さんやシェフ等が、店舗で販売している農畜産物を使った料理教室やカフェの開催。月に1度「わい!わい!マルシェ」と題し、ワークショプ形式での体験を通じた地域との絆を深めている。
「併設施設での体験型イベントを通じ、野菜の美味しい食べ方や、子どもへの食育などを提案して、より良い暮らしに繋げたいです。今後も農業協同組合として、消費者が購入した後の暮らしの提案ができればと思っています」と話してくれた。