私たちのライフスタイル 「東三河の暮らしを知る」
私たちが暮らす、愛知県東部にある東三河エリア。
8市町村が終結し、海、山、川など自然溢れる地域です。
今回は、この東三河にスポットあてて、
自然との愉しい暮らしについて取材をしました。
地元「三河材」を使って木を循環させる
杉生さんの作業場。たくさんの木が並ぶ
東三河の北部に位置する〟奥三河〝と呼ばれる地域には、「三河材」がある。温暖な気候と土壌に恵まれており、使いやすく上質な木として、住宅や、家具などに使われている。
この三河材を使って、山の循環型社会を目指しているのが、新城市にある木材会社「株式会社杉生」だ。杉生では、木を伐採し、製材、流通、加工、製品までの一括を担っており、それで得たもので、山を手入れして植栽し、木々を育てる〟循環〝を行なっている。また、木の大切さを伝えるため、住宅から木の雑貨まで、木を余すことなくつくりあげているのも特徴のひとつだ。
「奥三河の三河材をたくさんの人に知ってもらい、使ってもらうことが山にとって一番良いこと。地元の森を子どもたちの世代、その先まで代々伝え続けたいです」と代表の峰野さん。地域活動にも重点を起き、小学校の授業の一環として、子どもたちと図書室などで使う代本板を木で作ったり、本棚や椅子などを作っている。幅広い世代が実際に木に触れ、作ることで、木の良さや質感、魅力を体感できる。地元の三河材を取り入れた暮らしや新しい価値を、これからも伝え続けていくことだろう。
この三河材を使って、山の循環型社会を目指しているのが、新城市にある木材会社「株式会社杉生」だ。杉生では、木を伐採し、製材、流通、加工、製品までの一括を担っており、それで得たもので、山を手入れして植栽し、木々を育てる〟循環〝を行なっている。また、木の大切さを伝えるため、住宅から木の雑貨まで、木を余すことなくつくりあげているのも特徴のひとつだ。
「奥三河の三河材をたくさんの人に知ってもらい、使ってもらうことが山にとって一番良いこと。地元の森を子どもたちの世代、その先まで代々伝え続けたいです」と代表の峰野さん。地域活動にも重点を起き、小学校の授業の一環として、子どもたちと図書室などで使う代本板を木で作ったり、本棚や椅子などを作っている。幅広い世代が実際に木に触れ、作ることで、木の良さや質感、魅力を体感できる。地元の三河材を取り入れた暮らしや新しい価値を、これからも伝え続けていくことだろう。
杉生さんが取り組む、
三河材のある暮らし
奥三河の木材「三河材」の魅力を
五感を使って体感する取り組み紹介。
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地域活動
チャレンジ教室と題し、小学校で木工教室を開催!のこぎりでいろんな作業をしたりと、木の良さを伝えるためさまざまな地域活動を行なっている。
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山の見学会
年に2回、杉生の工場見学や、立木の伐採、丸太の製材など、木材がどのようにして暮らしに関わっているのかを体験。自然の中で食事を愉しむことができる自然体験も好評!
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三河材を職人の手作業でつくりあげる
住宅関係から建具、家具、小物までを職人が手作業でつくりあげる。杉生では、全国でも珍しい、女性職人が在籍しているのも特徴のひとつ。
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杉生さんの東三河いいとこ
「愛知認証材」でつくる木製家具に取り組む杉生。テーブルやベンチ、すのこベッド、収納ボックスなど、さまざまな家具を展開している。ホームページでは、木製家具のオンラインショップも開設!
峰野 成彦さん
新城市の製材所が集まってできた「株式会社 杉生」の代表取締役。奥三河の木をたくさん知って使って欲しいと、様々な取り組みを行なっている。
新城市の製材所が集まってできた「株式会社 杉生」の代表取締役。奥三河の木をたくさん知って使って欲しいと、様々な取り組みを行なっている。
株式会社 杉生
新城市矢部字土取10-2
0536-24-1530
8:00〜17:00 土・日曜定休
※ この記事は、2018年取材当時のものです。