「木」と「革」
ひとつひとつに想いを込めた
2人のモノづくり
小さな山間にある工房がこちら。「大きな窓からは四季折々の景色が愉しめるので、作業中すごく癒されます」と有紀さん
木と革を使った家具や小物を制作している「aoyama」。緑溢れる空気感の中で製作した木と革たちは、どれも物語・想いを感じられる。aoyamaには2人のモノづくりがいる。ご主人の和志さんは「木のモノ」、奥様の有紀さんは「革のモノを」。2人が織りなす木と革たちは、暮らしにスッと馴染むものばかり。例えば、座面を革にした木のスツールや、持ち手を木にした革のカバンなど、どれも「木と革」無くしては考えられないモノが並ぶ。「つくるという事は使ってもらうモノを想像してつくります。ストーリーがありながら・自分たちらしく、暮らしに溶け込むモノを作り続けていきたいです」。
自宅に帰っても工房をどうあるべきかを話し合っているという。そして、試作の時は、「こうした方がより良い」と職人・パートナーとしてしっかりモノに向き合いながら試作を重ねる。モノづくりに真剣に取り組み、丁寧に、突き詰めていくスタイルが、いろんな地域にaoyamaファンがいるひみつだと思う。
新作のカバンや革小物が並ぶ。もちろん棚は和志さんが製作
aoyamaと言えばこちらの商品。木と革をコラボレーションしたカップホルダー
1Fはアトリエ・2Fは工房。年2回、工房内で個展も開催。詳しくはHPへ
木と革のコラボレーションオリジナル「スツール」。座りやすさ・形にこだわった
左)有紀さん/東京にて空間ディスプレイ・オフィスデザインの仕事をし、aoyamaの革小物の製作を行う。
右)青山和志さん/東京で家具職人・ショップに携わり地元でもあるこの地に戻り、家具・小物=「木」の製作を行う。
木と革 aoyama
北設楽郡設楽町清崎字牛ヶ久保27
営業時間、TELはHPにて
※ この記事は、2017年10月発行時のものです。